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2020年10月30日

【環 境】関西電力送配電・豊田自動織機等 電柱等を活用した宅配ボックスサービス試行


関西電力送配電、豊田自動織機、日本ネットワークサポート、京都府、精華町と関西電力は電柱等を活用した「まちなか宅配ボックスサービス」の試行を令和2(2020)年10月19日から令和3(2021)年1月31日まで実施する。「まちなか宅配ボックス」とは、住宅地内の電柱等に設置した、いつでも誰でも利用できる共用型の宅配ボックスで、地域住民の生活エリアにて宅配荷物の受取りが可能になる。

近年、物流業界では、eコマースの進展による宅配荷物の増加や人手不足が深刻化しており、さらには新型コロナウイルス感染症の影響により、非接触での荷物の受け渡しに対する需要が高まっている。これら課題に対する解決策の一つとして、誰もが自由に荷物を受け取ることができる共用型の宅配ボックスが注目されている。

今回は国土交通省によりスマートシティモデル事業の先行モデルプロジェクトとして選定された「スマートけいはんなプロジェクト」の一環として行われるもので、関西電力送配電が主体となり、豊田自動織機、日本ネットワークサポート、京都府、精華町、関西電力と連携し、ヤマト運輸、日本郵便、西濃運輸の協力の下で実施する。

具体的には、京都府精華町精華台1丁目および2丁目内に関西電力送配電が保有している敷地内や民有地内に設置されている電柱等に、豊田自動織機が開発した宅配ボックスを、日本ネットワークサポート製の専用器具を用いて設置し、当該住宅地住民が利用することで生活利便性の向上をめざすとともに、スマートなまちづくりのための知見やデータを収集する。

試行を通じて宅配荷物の再配達回数削減による環境負荷の低減、および地域社会の発展に貢献し、サステナブルコミュニティの実現に取り組んでいくとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】