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2020年10月29日

【物 流】JR貨物 2020年度上半期輸送実績


JR貨物は、2020年度上半期の輸送実績を発表した。

コンテナ全体では8,979千トンで前年比86.2%、車扱いでは3,461千トンで同比85.9%となり、合計では12,440千トンで同比86.1%となった。

コンテナを品目別でみると、新型コロナウイルス感染症に伴う需要低迷、2020(令和2)年7月豪雨、および台風10号などの影響を受け、エコ関連物資を除く全ての品目で前年を下回った。特に紙パルプが国内需要の低迷で987千トン(前年比75.8%)と大幅に減少した。また、食糧工業品は外食産業向けビール類や地産地消が進む清涼飲料水の輸送が減少し、1,550千トン(同比86.4%)となった。さらに、自動車部品は販売不振に伴う工場の稼働制限により322千トン(同比71.4%)で減送。化学工業品・化学薬品は自動車や紙製品の原料及び樹脂などが低調でそれぞれ762千トン(同比80.5%)、582千トン(同比86.1%)と前年を下回った。

一方で、エコ関連物資は建設発生土や焼却灰などの輸送が順調で314千トン(同比108.7%)となり、前年を上回った。

車扱いでは、石油が外出自粛に伴い低調を推移し、2,338千トン(同比87.2%)となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者