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2020年10月26日

【アジア】BASFとSINOPEC 中国でネオペンチルグリコールの生産能力を拡大

BASFとSINOPEC(シノペック/中国石油化工)の折半出資会社BASF−YPCは、中国・南京市のフェアブントサイト(統合生産拠点)でネオペンチルグリコール(NPG)の生産能力を拡大した。同工場の年産能力は拡張工事の完了により8万トンになる。

NPGは化学的および熱的安定性が高いため、多くの最終用途、特に各種塗料やプラスチック用ポリエステルおよびアルキド樹脂の製造において優れた性能を発揮する独特のポリアルコールで、その性能は特に様々な塗料やプラスチック用ポリエステルおよびアルキド樹脂の製造で既に実証されている。重要な応用分野は粉体塗料で、これは家電製品の塗料と同様に建設業界においても特に成功を収めている。BASFは、ドイツ(ルートヴィヒスハーフェン)、米国(フリーポート)、中国(南京、吉林)にNPGの生産拠点を有している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア