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2020年10月16日

【流 通】NTTデータと第一生命保険 「企業健診レポート」を共同開発

NTTデータと第一生命保険は企業の健康経営(※1)を支援する「企業健診レポート」の共同開発を行い、第一生命保険が2020年10月1日から提供を開始した。

「企業健診レポート」は企業(団体)における従業員の健康診断結果を分析し、健康経営のためのレポートを取りまとめたもので、第一生命保険の「企業健診サービス」で提供されるほか、NTTデータの健康管理サービス「Health Data Bank(R)」でも作成できる。同レポートの活用により、企業は従業員全体の健康状態の傾向を把握することができ、健康経営施策への活用が期待される。また、第一生命保険はこのレポートで算出される優良者の占有率等が一定の条件を満たす場合に、保険料を割引する仕組みを導入した団体保険を2021年4月より発売する。

今後NTTデータは保険業界における健康経営支援を拡大する活動を行うとともに、健康診断結果データと各種デバイスより取得したバイタルデータを組み合わせ、パーソナルヘルスレコード(※2)として活用することを目指す。

わが国においては、定期健康診断の実施をはじめ、企業や団体が従業員の健康を守るためのさまざまな取り組みが行われています。特に、少子高齢化や人口減少により、従業員が健康に働き続けられる職場であることがますます重要となりつつあり、このような取り組みを経営の一部として捉える「健康経営」が定着しつつあります。

NTTデータは、このような状況を踏まえ、2002年に提供開始した健康管理サービス「Health Data Bank」において、健康経営のためのサービス強化を進めています。今回、より一層企業の健康経営へ貢献するため、第一生命保険と共同で本レポートを開発し、2020年10月1日より提供開始しました。また、第一生命保険は、本レポートで算出される優良者の占有率等が一定の条件を満たす場合に、保険料を割引する仕組みを導入した団体保険を2021年4月より発売します。

※1 健康経営
健康経営とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されている

※2 パーソナルヘルスレコード
自分の医療介護健康データを収集し、一元的に保存する仕組み。これらの情報を医療機関等に提供することで自分にとって最適なサービスを受けることができるようになる

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通