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2020年10月14日

【物 流】ヤマト運輸が世界初となる小口保冷配送のISO規格を取得


ヤマト運輸と沖縄ヤマト運輸は小口保冷配送サービスの国際規格ISO 23412:2020(以下 ISO 23412 ※1)の認証を、世界で初めて取得した。

ヤマトグループは世界各国の経済成長や昨今の通信販売の急速な市場拡大を背景に需要の高まりを受け、2017年からPAS1018(※2)を取得し、アジア地域を中心に保冷宅配便のサービスの提供と各国での保冷配送の品質向上に取り組んできた。そして、これまでの実績を基にヤマト運輸および沖縄ヤマト運輸は、ISO 23412の取得に至った。

今後は各国の物流事業者に対し、認証取得に向けた働きかけを行うことで、各国の小口配送サービス市場の成長と拡大を促進し、フードロスの低減など社会課題の解決に貢献していく。

※1 ISO 23412
2020年5月28日に発行されたISO規格。小口保冷配送サービスのうち、荷物の積み替えを伴う輸送形態を対象とする国際規格であり、車両に搭載されている保冷庫などの空間の温度管理を中心に、配送中の積み替え作業に関する要求事項が規定されている

※2 PAS1018
小口保冷配送サービスのうち、荷物の積み替えを伴う輸送形態を対象とする国際規格で、ヤマトホールディングスを始め、日本国内の保冷宅配便サービスを扱う事業者、海外の業界団体等の組織も参画し2017年2月28日に策定された

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者