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2020年10月08日

【物 流】住友商事 農業関連物流マッチングサービス「CLOW」の実証実験を開始


住友商事は農業関連物流マッチングサービス「CLOW(クロウ)」の事業化に向け、実証実験を開始した。

CLOWは農作物を出荷したい農家や効率的な輸送を行いたい農業法人と輸送スペースを有効活用したい物流事業者とをマッチングし、AIを活用して最適な輸送ルートを選定・提案する。多くの農家や農業法人の輸送ニーズとトラックの空車情報をクラウドに集約し、効率的な集荷・配送ルートをアルゴリズムにより自動的に設定することで、自家用トラックで運ばざるを得なかった農家には新たな輸送の外注手段が、個別で輸送を手配していた農業法人には共同配送という安価な輸送手段が、また物流事業者には新たなビジネスチャンスがそれぞれ創出される。

今回の実証実験は、協力先の東三温室園芸農業協同組合(愛知県豊川市)から提供される過去の農作物の出荷データをもとにCLOWが設定した集荷・配送ルートの効率性の精査を日本通運と共に実施する。なお京都府京丹後市でも丹後王国ブルワリー(京都府京丹後市)の協力のもと同様の実証実験を行い、今年度中のCLOWの市場への試験導入を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連