2020年10月01日
【物 流】ＧＲＯＵＮＤ ＡＩ物流ソフトウェア「ＤｙＡＳ（ディアス）」の提供開始
ＧＲＯＵＮＤは物流施設における業務ナレッジや内部・外部データを蓄積・解析し、在庫保管の効率や物流作業効率を向上させるＡＩ物流ソフトウェア「ＤｙＡＳ（ディアス）」の提供を開始した。
「ＤｙＡＳ」は抜本的な合理化と価値創出を実現するソフトウェアで、「拠点内在庫配置最適化（Ｄｙｎａｍｉｃ Ｉｎｖｅｎｔｏｒｙ Ａｌｌｏｃａｔｏｒ）」、「リソース配分最適化（Ｄｙｎａｍｉｃ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ａｌｌｏｃａｔｏｒ）」、「シナリオプランニング（Ｓｃｅｎａｒｉｏ Ｐｌａｎｎｉｎｇ）」の３つのモジュールと可視化ツールで構成されており、拠点内在庫配置最適化とリソース配分最適化のモジュールに使用されているアルゴリズムは日本国内で特許を所得している。
「ＤｙＡＳ」は作業量を基に限られた要員で待ち時間を極小化し遅滞なく作業を完遂できる要員計画の作成や、物流センター内のレイアウト等を可視化し、倉庫管理システムと組み合わせることで作業者の移動距離を最短化する入出庫指示を作成できる。また、出荷傾向と保管商品の荷姿・重量や在庫ロケーションの容積やレイアウトなどの物理的制約を加味し、保管効率と作業効率をバランスよく向上させる。
ＧＲＯＵＮＤはこれまでにトラスコ中山、三菱倉庫の両社それぞれと「ＤｙＡＳ」の共同実証実験を行い、生産性向上への寄与を確認している。現在は日本ユニシスと共に「ＤｙＡＳ」を基盤とした物流エコシステムの創出を目指している。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:45| IT関連
