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2020年10月01日

【流 通】パナソニック コーポレート保有スポーツチームの事業化に向けた新体制構築


パナソニックはコーポレートで保有するスポーツチームを持続可能な事業にするため、2020年10月1日付でスポーツマネジメント推進室を専任組織としてコーポレート直轄下に設立し、企業スポーツの運営を強化し、中長期視点でスポーツマネジメントに関連する事業の拡大を目指す。

パナソニックはガンバ大阪をはじめバレーボールやラグビーなど、さまざまなスポーツチームの運営について主体的に携わっている。COVID−19拡大の影響によってあらゆるスポーツイベントが中止を余儀なくされたが、2020年7月からサッカー(Jリーグ)が再開し、今後はバレーボール(Vリーグ)やラグビー(トップリーグ)のシーズン開幕を控え、さまざまなスポーツの活動が感染症対策を行いながら再始動している。このような社会課題を抱えながら、バレーボールやラグビーにおいて持続可能で自律的な活動を目指して新リーグ発足などが検討されている。こういった背景を受け、パナソニックは2020年10月よりスポーツマネジメント事業を強化していくことを決定した。

パナソニックがメインスポンサーを務めるガンバ大阪における9つの獲得タイトル数はJリーグ2位、またバレーボールの29という獲得タイトル数はVリーグ最多、ラグビーも9つの獲得タイトル数は国内トップクラスと好成績を誇っている(※2020年9月29日現在)。これまでガンバ大阪と連携したデジタルマーケティングによる集客力の向上などで成果を上げてきたが、バレーボールやラグビーなどの企業スポーツに対しては運営型事業を十分に展開できていなかった。今回の組織発足により新リーグ発足を控えているバレーボールとラグビーの運営型事業を強化するとともに、それに付随するコンテンツ・サービス型の事業も展開していく。バレーボールでは2020年10月のシーズン開幕に向けて新たにファンクラブを設立し、コアファンとの接点を強化するとともに、Webサイトでの興行チケット販売やグッズ販売も強化していきます。ラグビーは、同様の取り組みに加えて、2021年8月に埼玉県熊谷市に新たな拠点を設置し活動を強化していく。また、自社で培った興行やデジタルマーケティングのノウハウを他チームや業界にも横展開していく。

これにあわせて、これまでコーポレートとカンパニーで個別に発信を行っていたスポーツチームのホームページを見直し、パナソニックスポーツ総合サイトを新たに開設、スポーツの垣根を越えた選手のコラボレーションによる情報発信などのコンテンツを提供していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通