<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2020年09月28日

【物 流】日本航空 ドローン医療物流事業に関する業務提携を米企業と締結


日本航空と米・Matternetは、Matternetが開発するドローン「M2」を用いて、医療物資輸送の分野における新規事業の創出などを目的に、日本における市場調査や事業参画に向けて業務提携を締結し、将来のドローン医療物資輸送の事業化を目指す。

物流業界では小口配送の増加やドライバー不足といった問題や、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた「新しい生活様式」などの様々な課題解決に加えて、過疎化の進む離島・中山間地域、慢性的に交通渋滞が発生する都心部などにおいて、医薬品等の緊急物資の輸送手段の確保にドローンを用いた配送サービスの活用が期待されている。
 
日本航空は緊急物資の輸送に関する実証実験や医療分野を中心に、様々な企業や医療機関とドローンを使用した物流サービスの展開に取り組んでいる。

一方、Matternetは自社開発した自律飛行が可能な運航システムとドローン「M2」を用いて、医薬品などの輸送事業をスイスとアメリカで展開し、豊富な実績とノウハウを有している。今回、日本の医療分野の物流市場調査や事業参画に向けて提携した。

両社は提携を通して日本の医薬品や検体、血液製剤などの迅速な配送が求められる医療分野の物流に関して、各種調査や将来の事業参画に向けた取り組みを協力して実施していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者