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2020年09月11日

【環 境】川崎汽船など 神戸・関西圏水素利活用協議会を設立


川崎汽船は水素の利活用の推進に取り組む事業者と共に、神戸・関西圏における水素利活用の社会実装と水素サプライチェーン構築を目的とする「神戸・関西圏水素利活用協議会」を設立し、参画する。

関西圏はCO2 フリー水素サプライチェーン推進機構(“HySTRA”)による豪州褐炭を有効利用した水素サプライチェーン構築実証事業や神戸ポートアイランドにおける水素コージェネレーションシステム(“水素 CGS”)実証プラント、関西地区における水素発電導入可能性調査の実施等、従来から世界に先駆けた水素供給及び水素利活用に関する取り組みを実施している最先端の地区である。

社会実装に向けたそれらの取り組みを一層加速させ、日本政府の発表した『水素基本戦略』、『水素・燃料電池戦略ロードマップ』の目標実現を目指すため、水素関連事業に取り組む事業者が集まり、本協議会を設立した。既存の実証事業で得た知見と神戸市・関西圏で活動する事業者が保有するリソースを融合させ、2030年の大規模水素利活用を見据えた事業性検討を実施する。 

協議会では2030年の商用化に向けた大規模実装実現への道筋策定及び2025年頃の水素利活用商用化実証に関する具体的なスキーム構築を目指して、以下の活動に取り組んでいく。

@ 大規模水素サプライチェーン構築の為に需給一体となって、関西圏における水素利活用の事業モデル検討を実施する。 
A 関西圏における水素利活用モデルの社会実装に向けたロードマップを作成する。
B 社会実装における課題を明確にし、国や自治体へ政策提言を行う。

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投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】