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2020年09月02日

【知 識】楽天と東急 共同出資で楽天東急プランニング設立


楽天と東急は双方で蓄積するオンラインとオフラインのデータを活用しデータマーケティングソリューションを提供する楽天東急プランニングを共同で設立し営業を開始した。設立による包括的業務提携を通じて新事業開発に取り組む。

昨今、Eコマースやキャッシュレス決済の普及、「新しい生活様式」などが求められるさまざまな環境変化により顧客の生活や購買行動にも変化が生じており、多様化する顧客ニーズに合わせた柔軟なサービスの提供が求められている。両社は双方で蓄積するデータを活用し、マーケティングソリューションの強化や店舗マーチャンダイジングへの活用、広告主企業に提供する広告パフォーマンスの最大化、両社のアセットを組み合わせたOMO(※)による新しい購買行動や購買体験の創出を図る。これにより可視化した顧客のニーズに合わせた商品の仕入れや、顧客に適した広告による商品情報の発信、利便性の高い購買体験の提供を通じた顧客の生活価値向上を目指す。

2020年10月より順次、「東急ストア」などの東急グループの店舗で、両社の消費行動分析データの活用による最適な販促情報の提供、品揃えの充実、価格設定の見直しといった店舗運営力向上の取り組みおよび効果検証を行うほか、同11月からは両社のデータを活用したウェブ広告の実験販売や、二子玉川エリアで、楽天のデジタルソリューションと東急の運用ノウハウを連携させた新たなデジタルサイネージの実験販売を行う予定にしている。

※ OMO(Online Merges with Offline)
オンラインとオフライン(実店舗)の垣根をなくすことで顧客にとって効率の良い購買体験を与えるためのマーケティング施策

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識