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2020年08月20日

【物 流】シーイーシー LogiPullバース管理とGPS車両動態管理を連携


シーイーシーは物流効率化ICTソリューション「LogiPull(ロジプル)」を、ドコマップジャパンが提供する、GPSを利用した車両位置情報管理システム「DoCoMAP」と連携し、提供を開始した。

「LogiPull」は物流センターの荷待ち時間削減・渋滞緩和を支援するシステムで、LogiPullとDoCoMAPの連携により、@到着予定時刻、遅延情報が物流倉庫側でリアルタイムに把握。A位置情報を活用し、受付業務を完全自動化。B車両呼び出し時にトラックの現在位置を把握することで荷待ち待機の問題を解決 を実現する。

@ではGPSの位置情報をもとに、リアルタイムな車両位置、目的地までの到着予定時間を自動算出する。渋滞・交通事故などのイレギュラーな事態でも、正確な到着予定時間を把握できる。また、遅延の可能性が発生した時点で物流施設側の端末にアラートが表示される。

Aでは従来のスマートフォン対応の受付アプリで、入力のたびに停止する必要があり手続きが煩雑化していた業務を、物流拠点から一定距離に車両が進入したことをシステム上で検知し、端末コードに紐づく予約を更新し自動受付を実行する。

BはGPSで待機中車両の位置を特定し、物流施設までの到着予定時間を考慮して、前倒しで呼び出しができ、呼び出し〜接車の時間短縮につながり、バース運用を効率化する。

今回の連携で効率的な運行管理と入出荷時間の精度向上につながり、サプライチェーン上の無駄解消につなげる。今後両社は導入実証やNTTドコモとの営業協力を予定しており、トラックドライバーと倉庫・物流センター側の働き方改革に向けて貢献していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連