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2020年08月19日

【流 通】日本初となる大型バスによる遠隔監視・操作で自動運転の実証実験を実施


相鉄バスと群馬大学は横浜市の「I・TOP横浜 路線バス自動運転プロジェクト」の一環として、2020年7月27日には相鉄バス旭営業所(横浜市旭区)内で、29日にはよこはま動物園正門と里山ガーデン正面入口を結ぶ約900mで実証実験を行った。

今回の実証実験では群馬大学発のベンチャー企業である日本モビリティが開発した「遠隔監視・操作システム」を旭営業所内に設置、運転士は同システムでバスを遠隔操作しバスの運転席には人が座らない無人状態で実施された。この実証実験は大型バスの「運転席無人」「遠隔地に運転士」として日本で初めて実施された。

相鉄バスと群馬大学では、2019年9月14日から10月14日まで、大型バスを使用した営業運行(里山ガーデンフェスタ実行委員会より受託し、貸し切り営業として運行)で自動運転の実証実験を実施し、16日間で4,907人が乗車した。

2020年度内には営業運行で2回目となる実証実験を「遠隔監視・操作システム」で予定(時期・場所は未定)するなど、今後もさまざまな実証実験を通じ、自動運転に関する社会受容性を向上させるとともに、公共交通機関網強化の可能性を検証し、自動運転「レベル4」による営業運転を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通