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2020年08月05日

【物 流】JR貨物 「DBJ環境格付」取得

JR貨物は日本政策投資銀行(以下 DBJ)のDBJ環境格付において「環境への配慮に対する取り組みが十分」との格付を取得した。

JR貨物は鉄道へのモーダルシフトをさらに推進し、地球温暖化に配慮した物流を提供するとともに、鉄道輸送を基軸とした総合物流企業へ進化していくことで、環境負荷低減のみならず、顧客への最適なソリューションの提案を通じて、社会的責任を果たしていく。

「DBJ環境格付」融資はDBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により、企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定する。

今回の格付では、(1)環境性能に優れた「HD300形式入換機関車」(※1)の導入促進や、鉄道輸送の利用による顧客側のCO2排出削減量を積極的に見える化するなど、事業活動を通じた顧客の物流面における環境負荷低減に貢献する取り組みを拡大している点や、(2)モーダルシフトの促進に向けて、2020年2月に竣工した東京レールゲートWEST(※2)で、前年度の鉄道輸送利用量に応じて倉庫賃料の割引を行うインセンティブ制度を設ける等、総合物流企業として事業間のシナジー効果を活かした施策を展開している取り組みが高く評価された。

※1 HD300形式入換機関車
貨物駅構内での貨車入換作業における環境負荷低減のため、小型ディーゼルエンジンと大容量リチウムイオン蓄電池を組み合わせたシリーズ式ハイブリッド入換機関車

※2 東京レールゲートWEST
日本最大の貨物駅である東京貨物ターミナル駅構内にある当社初のマルチテナント型物流施設。鉄道の利用を通じて環境負荷低減が可能

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者