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2020年07月22日

【アジア】東急建設 シンガポールのBIM設備設計会社の株式取得


東急建設はシンガポールのインドシン・エンジニアリングの株式100%を取得することに合意した。

インドシン・エンジニアリングはBIM(※)による設備設計・構造設計を担う企業グループであり、ベトナムとオーストラリアに子会社を有している。ベトナムに所在する子会社インドシン・エンジニアリング・ベトナムはエンジニア約80名を擁し、アジア・オセアニア地域を中心にBIMによる高度な設備設計・構造設計サービスを提供している。

東急建設は施工におけるBIM活用を推進するため、2017年に専門組織を立上げたが、BIM技術者不足が課題となっていた。一方、インドシン・エンジニアリングは更なる事業拡大を目指し、これまで培ったBIMによる設計サービスを様々な地域・顧客へ展開することを模索していた。

今回の株式取得を契機に東急建設はBIMに関する高度な技術を有する多くのエンジニアを確保し、インドシン・エンジニアリングは既存の顧客に加え、日本国内および東急建設が展開している東南アジア諸国での受注拡大が見込まれる。

※ BIM
Building Information Modeling,Management
調査、設計段階から3次元モデルを導入し、施工、維持管理の各段階においても、属性情報(材料、強度等)を付与しながら一連の建設生産・管理システムにおいて活用することで、品質確保とともに生産性向上を目的としたワークフロー

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア