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2020年07月20日

【アジア】アズビル 中国・大連の生産子会社に新工場棟建設を決定

アズビルは海外事業展開に合わせたグローバル生産体制のさらなる規模拡大・強化を図るため、中国・大連市にある生産子会社、アズビル機器(大連)に新しい工場棟(2022年竣工)の建設を決定した。

同社は1994年に最初の海外生産拠点としてアズビル機器(大連)を、2013年にはアズビルプロダクションタイランドを設立した。2019年にはグローバル生産体制強化に向けて、湘南工場と研究開発拠点の藤沢テクノセンターを連携させたマザー工場を本格稼働させ、日本・中国・タイを3局とした生産体制強化を進めている。海外生産比率は、2011年の11%から2019年には約25%に拡大しており、2025年には30%台半ばを目指して取り組んでいる。

アズビル機器(大連)は工業用コントロールバルブ、バルブポジショナ、リミットスイッチなど、高い製造技術を必要とするメカニカル製品を多品種少量で生産するとともに、中国市場に向けての生産・出荷の重要拠点として位置づけられている。新工場棟建設はグローバルでの需要拡大に対応した生産能力拡大と併せて、生産工程の高度化とさらなる自動化の推進を目的としており、グローバル生産の一翼を担う主力生産拠点としての整備・強化を図る。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア