2020年06月22日
【物 流】ヤマト運輸 ＥＣ連携の深化で利便性向上した新商品を発表
ヤマト運輸は、ＥＣ事業者向け新配送商品「ＥＡＺＹ（イージー）」の提供を２０２０年６月２４日から開始する。
「ＥＡＺＹ」はＥＣ利用者・ＥＣ事業者・配送事業者の全てをリアルタイムでデジタル情報を通じてつなぐことで、ＥＣの持続的な成長を実現する「ＥＣエコシステム」の確立に向けた新配送商品で、６月２４日から「ＺＯＺＯＴＯＷＮ」に提供を開始し、６月２５日からは「Ｙａｈｏｏ！ショッピング」、「ＰａｙＰａｙモール」に出店しているストアからの申込受付を開始する。
「ＥＡＺＹ」は（１）非対面での受取りニーズの多様化への対応、（２）受取り直前まで受取場所の変更が可能、（３）顧客への配達完了情報のリアルタイム提供、（４）外部パートナーとの連携による高効率な配送の実現等があり、（１）に関しては、対面での受取り以外に、玄関ドア前、自宅宅配ＢＯＸ、ガスメーターＢＯＸ、物置、車庫、自転車のかご、建物内受付／管理人預け等、多様な指定場所での受取りに対応する。その際に商品発送後に送付される「お届け予定通知（メール）」に記載されている専用ＷＥＢサイトから、希望の場所・タイミングで受取り指定することができる。２０２０年１０月めどで「ＥＡＺＹ」を導入したＥＣ事業者のサイト内にて購入時に受取り場所を指定することができるようにする。
今後、予想されるＥＣの拡大とともに、更なる高度化が求められる配送ニーズの多様化に対応するため、受取り場所の拡充のほか、セキュリティの高い個人情報レス伝票の開発や、何軒後に配達されるか分かるリアルタイムトラッキングシステム、顔認証やスマートキーを活用したイエナカ配送等、デジタル技術を用いた安心かつ便利な受取り機能の追加を予定している。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:45| 物流事業者
