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2020年06月11日

【物 流】ヤマト運輸 やさいバスとの連携を通じ地域経済の活性化を促進


ヤマト運輸とやさいバスは、地域経済の活性化を目的として、ヤマト運輸の宅急便ネットワークとやさいバスのシステムを連携させ、2020年6月8日から一部地域にて、新しい農産品流通サービスを開始した。

昨今、ECの発達により、商品やサービスを消費者に直接販売することが容易になったが、農産品流通においては生産者の高齢化や小ロット多頻度の輸送手段及び購入者の希望する
輸送品質の確立が課題となっていた。

やさいバスは「バス停」と呼ばれる農産品の出荷・受取の集配所を設置して自社のトラックで配送する流通サービスを展開している。今後、ヤマト運輸が持つ全国の宅急便ネットワークと掛け合わせることで、ECを活用した販路拡大と送り状の準備等の出荷業務効率化を支援する。

両社の連携により、購入者(やさいバス会員)は注文をすると、生産者がやさいバスのサイトに出荷場として登録された宅急便センターに農産品を持ち込み、ヤマト運輸が宅急便ネットワークで輸送する。購入者は受取場所として指定したネコサポステーションで最短翌日に受け取ることができる。

今回、第一歩として、地域の課題解決に取り組んでいるネコサポステーション3店舗(東京都多摩市)を受取店舗として利用可能にする。周辺の生活者や小売店、飲食店は、同サービスを通じて様々な地域で収穫された農産品を購入することができる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者