<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2020年06月11日

【流 通】商船三井 2019年度「ベストクオリティーシップ賞」に2隻受賞


商船三井が運航するばら積み船「HAKUTAKA」(白鷹)、LNG船「AL ZUBARAH」(アル ズバーラ)の2隻が、日本水先人会連合会(※1)の2019年度「ベストクオリティーシップ賞」を受賞した。

「ベストクオリティーシップ賞」は船舶の安全航行を通じて港湾や海洋環境の保護に対する意識を高める目的で2003年に設立された賞で、日本水先人会連合会により選定された「水先人から見た優秀船舶」に対して贈られる。

2019年度は日本全国の水先区で9月と10月に水先要請をした船舶の中から7隻が選定され、その内上記の2隻が同社運航船より選定された。航海設備および乗下船設備を適切かつ良好な状態を維持していたことに加え、模範的な船員業務の遂行、乗組員のBRM(Bridge Resource Management)に関する十分な訓練(※2)や安全運航の維持に対する高い意識、そして船長を中心とした船内の指揮命令系統が完全に維持されていること、嚮導していた水先人への協力体制が確立されていたことなど、多方面に渡る本船の安全運航の「質」の高さが評価され、数多くの候補船の中から「特に優秀な船舶」として選定された。

※1 日本水先人会連合会
「日本パイロット協会」を前身として、2007年の水先法改正に際して、全国35区の水先人会により設立された

※2 船橋で利用可能なあらゆる資源を有効活用することにより、船長や航海士など操船指揮者が安全運航を管理することを目的とした訓練。チームワークを駆使して、状況確認、情報伝達、問題点認識、解決策の立案、その実行というプロセスを繰り返すことで船橋の組織運用技術を高める。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通