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2020年05月22日

【アジア】豊田通商 ミャンマーで水力発電所の改修プロジェクトを受注 

豊田通商はミャンマー電力エネルギー省 電力発電公社から、ミャンマー第2の都市であるマンダレーの北東約100kmにあるセダウジ水力発電所の改修プロジェクトを受注した。日本政府がJICAを通じて実施する有償資金協力によって資金供与される。

ミャンマーでは経済成長に伴い電力需要が高まっており、供給力確保が急務となっている。ミャンマーの電力需要の約6割は水力発電所で賄われているが、多くの発電所で設備の老朽化による出力低下が発生し、定常的に計画停電が行われている。

セダウジ水力発電所は1989年に運転開始後、一度も改修されないまま30年以上にわたって使用されており、主要機器の劣化と損傷が課題となっている。

改修プロジェクトによって、マンダレーの電力需要の約10〜15%(年間発電量130GWh)を賄っているセダウジ水力発電所の出力が回復し、今後も安定的に電源として使用することが可能になる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア