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2020年04月17日

【環 境】ヤマト運輸と佐川急便が上高地地域で共同配送をスタート


ヤマト運輸と佐川急便は、令和2(2020)年4月16日から長野県松本市安曇上高地、安曇乗鞍、安曇白骨の各地域で共同配送を開始した。これは長野県で初めて物流総合効率化法認定事業である。

長野県松本市安曇上高地は、国立公園内でのマイカー規制を実施するなど、環境配慮の先進地域であり、トラック配送によるCO2の排出も環境負荷軽減の観点から大きな課題となっていた。また昨今の労働人口減少による配送ネットワーク維持が課題となっている。こうした地域の課題解決にむけて両社で検討を重ねた結果、宅配荷物の共同配送の開始に至った。

共同配送では、ヤマト運輸松本今井センターで両社の対象地域の荷物を集約し、ヤマト運輸が配達と集荷を実施する。佐川急便は自社が請け負った荷物を同センターでヤマト運輸と引渡と受取を行う。

走行距離、積載重量から試算したCO2排出量は年間で32.8t、削減率は34%削減される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流効率化による環境負荷低減【内容】