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2020年04月17日

【物 流】JR貨物 2020年3月輸送動向


JR貨物は2020年3月の輸送動向を発表した。

同月はコンテナ全体で1,875千トン(前年実績2,005千トン)、前年比93.5%、車扱全体で756千トン(前年実績775千トン)、前年比97.5%となった。

扱別に見るとコンテナでは、北海道からの玉葱の発送が順調に推移した為、農産品・青果物が162千トン(前年実績156千トン)で前年比103.8%と推移した。一方で、紙・パルプが国内需要の減少により大幅に減送となった影響で221千トン(前年実績256千トン)、前年比86.6%と推移した。また、食料工業品は現地生産化が進む清涼飲料水の荷動きが低調となり293千トン(前年実績315千トン)、前年比92.8%と推移したほか、需要低迷により化学工業品は162千トン(前年実績178千トン)、前年比91.3%、化学薬品は120千トン(前年実績128千トン)、前年比94.3%と前年を下回った。家電・情報機器は消費税増税前の駆け込み需要の反動減と、暖房器具の需要減により32千トン(前年実績39千トン)、前年比82.9%で減送となった。

新型コロナウイルス感染症などの影響も重なり、コンテナ全体で前年比93.5%となった。

車扱では、石油の需要が減少したことにより500千トン(前年実績521千トン)、前年比96.0%と低調した。一方、好調だったセメントは138千トン(前年実績136千トン)、前年比101.5%、車両は80千トン(前年実績77千トン)、前年比102.8%となったが、車扱全体で見ると前年比97.5%となった。

コンテナ・車扱の合計では2,631千トン(前年実績2,781千トン)、前年比94.6%となった。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者