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2020年04月03日

【物 流】国交省 将来のトラック運送業の担い手確保に向けた取り組みを公表


国土交通省(以降、国交省)はトラック運送業の将来の担い手を確保するために「パンフレット」「好事例集」を策定した。

トラック運送業は日本の経済や国民生活を支える重要な産業であるが、近年は深刻なドライバー不足となっており、2019年12月の有効求人倍率は全職業が1.53倍であるのに対し、貨物自動車運転手は3.04倍となっている。

こうした現状を受け、国交省でトラック運送業における将来の担い手の確保に向けて、トラック運送業における効果的な理解促進・魅力発信に向けた方策や、効果的な人材募集・人材定着に向けた方策などについて基礎調査を行った。

国交省は、その調査結果を踏まえて、学生やその保護者、学校関係者、一般向けにそれぞれの対象に応じたトラック運送業のパンフレットを策定した。また、トラック事業者向けには、中小事業者を中心とした効果的な人材確保・育成などの好事例集を取りまとめて公表した。

国交省は、今後はこれらのパンフレットや好事例集を、教育現場や事業者の採用活動など、あらゆる場面で活用されるように周知を図っていく。またパンフレット・好事例集は国交省ホームページに掲載される。

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投稿者:gotsuat 09:40| 行政関連