2020年03月25日
【物 流】全ト協 トラック運送業界における「不正改造車排除運動」実施
全日本トラック協会（以降：全ト協）は各都道府県トラック協会に、不正改造車の排除運動に積極的に取り組むよう協力を求めた。
暴走行為や過積載などを目的とした不正改造車は人々の安全を脅かすだけでなく、道路交通の秩序を乱したり排出ガスによる大気汚染や騒音といった環境悪化を引き起こす。このような状況を鑑み、国土交通省を中心として「不正改造車を排除する運動」が展開されており、全ト協もトラック運送業界としてトラックに対象を絞って全国的に不正改造車を排除するため、各都道府県トラック協会の協力を得て積極的に排除運動を展開する。
「不正改造車排除運動」は年間を通じた運動と位置付けられているが、各地域の事情や要請を考慮し、各都道府県トラック協会が設定する設定する１カ月を強化月間として、特に重点的に実施する。不正改造項目のなかでも重点排除項目として、マフラーの切断・取り外し及び騒音低減機構を容易に取り外せる等の基準不適合マフラーの装着や、大型貨物自動車の速度抑制装置の取り外し、解除または不正な改造、変更などが挙げられる。
全ト協は周知を図るため、機関紙「広報とらっく」（２０２０年４月１日号）への運動内容掲載や、ホームページ上に「不正改造車排除運動」の実施内容及び自主点検票を掲載する。あわせて適正化事業巡回指導時に、事業所への啓発や指導を行う。
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投稿者：gotsuat 09:45| 物流事業者
