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2020年03月18日

【物 流】JR貨物 2020年2月輸送動向


JR貨物は2020年2月の輸送動向を発表した。

同月はコンテナ全体で1,654千トン(前年実績1,730千トン)、前年比95.6%、車扱全体で819千トン(前年実績828千トン)、前年比98.9%となった。

扱別に見るとコンテナでは、北海道からの玉葱・馬鈴薯が順調に推移した為、農産品・青果物が161千トン(前年実績151千トン)で前年比106.6%、東北、関西地区などで鉄道シフトが進んでいる影響で、積合わせ貨物が228千トン(前年実績225千トン)、前年比101.3%と推移した。

一方で、紙・パルプが国内需要の減少により大幅に減送となった影響で200千トン(前年実績233千トン)、前年比85.9%と推移した。また、米中貿易摩擦などの影響により化学工業品が147千トン(前年実績156千トン)で前年比94.2%、化学薬品も114千トン(前年実績122千トン)で前年比93.6%、清涼飲料水やビールの輸送が低調した影響で食料工業品が255千トン(前年実績261千トン)で前年比97.5%、家電・情報機器は消費税増税前の駆け込み需要の反動減や暖房機器の需要減などの影響により28千トン(前年実績34千トン)で前年比81.7%となった。

新型コロナウイルス感染症などの影響も重なり、コンテナ全体で前年比95.6%となった。

車扱では、暖冬による灯油を初めとした石油の需要が減少し566千トン(前年実績590千トン)、前年比96.0%となった。一方、セメントの荷動きは好調で119千トン(前年実績105千トン)、前年比113.8%となったが、車扱全体で見ると前年比98.9%となった。

コンテナ・車扱の合計では2,473千トン(前年実績2,558千トン)、前年比96.7%となった。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者