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2020年03月23日

【アジア】マレーシア日通 マレーシアに「シャーアラムロジスティクスセンター」を竣工

マレーシア日本通運(以下 マレーシア日通)はセランゴール州のシャーアラム工業地区に、日本通運グループの海外の自社倉庫として、1棟の倉庫面積では最大となる多機能ロジスティクス倉庫「シャーアラムロジスティクスセンター」を竣工し営業を開始した。

マレーシアでは国民所得の上昇により個人消費の伸長が著しく、今後は消費財の流通量増加に伴い、より高度な国内物流・倉庫需要が高まると見込まれる。「シャーアラムロジスティクスセンター」が位置するシャーアラム工業地区はマレーシア最大の消費地である首都クアラルンプールに近く、また主要港であるポートケラン港やクアラルンプール国際空港へのアクセスも良いことを活かし、VMI(ベンダー・マネージド・インベントリー)、JIT(ジャスト・イン・タイム)納品などあらゆる物流ニーズに高品質・高機能なサービスで対応するできる。また、保税倉庫機能を有しており、非居住者在庫の保管が可能であり、アジア・中東のハブ拠点として活用される。

2030年には世界人口の4分の1を超えるといわれるムスリム人口の増加とグローバルハラール市場の拡大を見据え、ハラール認証を取得予定で、併せて拠点内にトラックや貨物用コンテナの宗教洗浄エリアを完備している。また、同社経営計画の「コア事業の成長戦略」において重点産業として掲げる医薬品物流のネットワーク強化を図るため、医薬品の適正な流通基準であるGDP(Good Distribution Practice)の認証取得を予定している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア