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2020年02月27日

【環 境】昭和産業と鹿島アントラーズ バイオマスを使用したごみ袋の使用開始


昭和産業は同社のバイオマスを有効活用した清掃作業用「ごみ袋」を、令和2(2020)年2月28日より茨城県立カシマサッカースタジアムで鹿島アントラーズ・エフ・シーの2020シーズンホーム公式戦に使用する。使用にあたっては鹿島地方事務組合(鹿嶋市、神栖市で構成)の協力を得ている。

国連では「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択され、国内でも地球温暖化対策計画によって、温室効果ガスの削減目標が決定されている。昭和産業も「長期ビジョン」、および「中期経営計画」の基本戦略の1つに『社会的課題解決の貢献』を掲げて、環境対策に取り組んでいる。同社では既に原料の一部にバイオマス(原料:小麦、トウモロコシ)を20%使用したごみ袋の実証実験を船橋市役所本庁舎で開始しており、事務系のごみに対して強度や使用感等に問題ないことを確認している。

今回、次の段階として昭和産業がオフィシャルパートナーを務める鹿島アントラーズのホームスタジアムで食品残渣や容器を含むごみを対象とした使用感等の確認を行う。使用期間は2020年2月28日より1年間とし、ごみ袋の強度や使用感、廃棄物固形燃料化への影響を確認する。今回使用するごみ袋はバイオマスと、サトウキビ由来の植物性プラスチックを合計44%使用しており、バイオマス度の向上と廃棄物処理工程に適した強度を両立させた。石油由来プラスチックの使用量を削減し、焼却 時の二酸化炭素(CO2)排出量を抑える。

昭和産業は今後も石油資源の使用量削減、CO2排出の抑制実現など環境問題への取り組みも強化していくとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】