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2020年01月29日

【物 流】アマゾン 置き配指定の実証実験の対象エリア拡大


アマゾンは注文時の配送オプションとして提供する「置き配指定サービス」を、標準の配送方法とした際の利便性や効果検証の為、2019年の岐阜県多治見市での実証実験の結果を受け、東京都3区(江東区、文京区、練馬区)、大阪市3区(都島区、西淀川区、生野区)、名古屋市、札幌市を対象エリアに追加する。この実証実験では気象条件が異なり、集合住宅と戸健住宅が混在している人口密集地域で多様なライフスタイルに合わせた置き配の有効性を検証する。「置き配指定サービス」を標準配送として、在宅・不在に関わらず玄関に商品を届ける。

置き場所の変更は可能(「配送ボックス」、「玄関」、「ガスメーターボックス」、「ガレージ」、「自転車の荷物かご」、「マンションの受付」などから選択)で、置き配を希望しない場合は対面での受取が可能。

2019年11月6日〜12月5日の1ヶ月の岐阜県多治見市での実証実験では、利用者の約70%が置き配で商品を受け取り、再配達は50%削減された。多治見市の利用者から高い評価を受け、今回実証実験の対象エリアを拡大することとなった。

アマゾンは更なる実証実験を通じて、配送効率の変化、毀損・紛失事例、対面受け取り選択者の情報集計を行い、実証実験期間の前後で利用者の顧客調査を実施する予定にしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 荷主企業