<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2020年01月06日

【環 境】日本郵船・商船三井と九電 世界初のLNG燃料大型石炭専用船の長期輸送契約

2019年12月25日、日本郵船、商船三井、九州電力の3社は世界初のLNG燃料大型石炭専用船2隻の長期輸送契約に関する基本協定書を締結した。

同船はLNGを燃料とする世界初の大型石炭専用船で、日本郵船、商船三井が運航を行い、九州電力の石炭火力発電所向けに海外から石炭を輸送する。なお、LNGは従来の船舶燃料油に比べて、硫黄酸化物(SOx)については約100%、窒素酸化物(NOx)については約80%、二酸化炭素(CO2)については約30%の排出削減を見込める。

LNG燃料は九州電力が主に火力発電向けに調達しているLNGを、九州電力の75%出資子会社である北九州エル・エヌ・ジーの陸上出荷設備を通じて本船に供給する。今回の取組みは、世界的な環境規制強化の中で、船舶燃料の低炭素化に向けた有効な手段の一つであり、今後も環境負荷の低いLNGの導入促進を行うことで、低炭素社会の実現に寄与できるものとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 環境配慮型施設・設備【内容】