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2019年12月27日

【環 境】東北電力 風力発電事業で3つの合同会社に出資参画


東北電力は風力発電事業の事業化に向けた検討を行っている3つの合同会社(代表社員:グリーンパワーインベストメント)に出資参画する。出資するのはつがる洋上風力発電事業、深浦風力発電事業、稲庭田子風力発電事業の3事業で、すべて開発可能調査の段階だが事業化に向けた検討を進めている。東北電力は再生可能エネルギー全般について、東北・新潟エリアを中心に200万kWの開発を目指している。

青森県は日本有数の風力発電に向いた土地であり、つがる洋上風力発電事業の対象海域は2019年7月に国から再エネ海域利用法(※)における促進区域の指定に向けて、既に一定の準備段階に進んでいる区域に選定されている。

・つがる洋上風力発電事業
青森県つがる市および西津軽郡鰺ヶ沢町沖洋上に出力規模約48万kWの洋上風力発電設備を2028年度以降に運転開始予定

・深浦風力発電事業
青森県西津軽郡深浦町に出力規模約7万kWの陸上風力発電設備を2024年度以降に運転開始予定

・稲庭田子風力発電事業
青森県三戸郡田子町、岩手県二戸市および八幡平市に出力規模約10万kWの陸上風力発電設備を2025年度以降に運転開始予定


※ 正式には海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律。経済産業省資源エネルギー庁及び国土交通省港湾局が今後の促進区域の指定に向けて、既に一定の準備段階に進んでいる区域として11区域を整理している

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】