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2019年12月26日

【物 流】NEXCO中日本 高速道路における安全・安心実施計画を公表


中日本高速道路(以下 NEXCO中日本)は「ダブル連結トラックの利用促進に向けたインフラ環境整備」と「後続車無人隊列走行の実現を見据えたインフラ環境整備」を発表した。
これらは2019年9月10日に国土交通省が策定した「高速道路における安全・安心実施計画」を踏まえた取り組みとして高速トラック輸送の効率化に向け策定された。

ダブル連結トラックの利用促進に向けたインフラ環境整備では、事業者のニーズに合わせてダブル連結トラックを全国の高速道路網へ展開することを目標に掲げている。2019年1月より特車許可証基準の車両長が緩和されたことを受け、新東名高速道路を中心にダブル連結トラックの本格導入が実施されており、同年8月には対象路線の拡充が実施された。今後はトラック輸送の省人化や物流生産性の向上、ダブル連結トラックの普及促進を図るため、休憩施設や中継物流拠点などの整備を推進するとしている。

また、後続車無人隊列走行の実現を見据えたインフラ環境整備では、2021年までの後続車有人隊列走行システムの商業化、2022年度以降の東京〜大阪間後続車無人隊列走行システムの商業化を目指している。方針として高速道路でのトラック隊列走行の実現を見据えた新東名高速道路・新名神高速道路の6車線化を掲げており、三大都市圏をつなぐダブルネットワークの安定性・効率性をさらに向上させる。

新東名高速道路の御殿場JCT〜大津JCT間(約145km)については2020年度からの順次開通を目指しており、新名神高速道路の亀山西JCT〜大津JCT間(約40km)については財政投融資を活用して整備を活用し、2022年度からの順次開通を目指す。

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投稿者:gotsuat 09:45| その他