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2019年12月23日

【物 流】JR貨物 2020年3月ダイヤ改正


JR貨物は2020(令和2)年3月時刻改正を実施する。同社は物流業界におけるトラックドライバーの高齢化、労働力不足や働き方改革を背景としたトラックドライバー不足、さらには企業の環境意識の高まりによる鉄道貨物輸送の需要の高まりを受け、顧客の利便性向上を実現するため、安定輸送とサービスレベルアップに取り組んでいる。ダイヤ改正の主な内容は以下4つである。

1 松山貨物駅移転リニューアル開業
現在の松山駅(貨物)を移転し、あわせて駅名を松山貨物駅に改称する。移転後の新駅はコンテナ車最大13両まで取扱可能なコンテナホームを有し、新しい貨物上屋も設置される。駅構内でウイングボディタイプのトラックによる持込・取卸作業が可能となり、「積替ステーション」としても利用できる。

2 需要が高い区間の輸送力増強
輸送需要に応える為、鍋島〜東京(タ)間、東京(タ)〜福岡(タ)間、百済(タ)〜札幌(タ)間、大館〜隅田川間、隅田川〜新潟(タ)間、それぞれで輸送力を増強

3 大型コンテナネットワークの拡充
大型コンテナを使用した往復輸送の需要に応える為、宇都宮(タ)〜高松(タ)間で新たに31フィートコンテナの輸送ルートを往復で設定

4 機関車・コンテナ・フォークリフトの新製・増備
安全性の向上及び安定輸送を推進し、輸送品質の向上を図る為、機関車13両、コンテナ4,050個、フォークリフト143台を新製

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者