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2019年12月19日

【流 通】伊藤園とフランスベッド 茶殻を使用し消臭・抗菌効果を活かした枕を開発


伊藤園とフランスベッドは「お〜いお茶」などの日本茶飲料の製造工程で排出される茶殻を活用した、緑茶成分が持つ消臭・抗菌効果をいかした枕「GREEN TEA PILLOW−S(グリーンティーピロー−エス)」を共同開発し、発売を開始した。

伊藤園が2001年に確立した「茶殻リサイクルシステム」は茶殻を含水のまま輸送し工業製品の原材料として配合できる。限りある資源の代替原料として「茶殻リサイクルシステム」を活用したリサイクル製品は、これまでに100種類以上開発しており、それらは消臭・抗菌効果といった緑茶が持つ機能を活かし環境負荷低減にも寄与する高付加価値製品として高い評価を得ている

一方「付加価値の高い新商品・新サービスの創造」をグループ経営目標のひとつに掲げるフランスベッドは、枕の詰めものに合わせた快適な側生地(がわきじ)を製造する高い技術を有しており、これまでもその技術を活かした高付加価値の枕を開発している。今回その技術に見合った詰めものとして、「茶殻リサイクルシステム」を活かして製造された緑茶成分入りパイプに着目され、今回の共同開発に至った。

「GREEN TEA PILLOW−S」は緑茶成分の消臭・抗菌効果に加え、爽やかな緑茶の香りを有している。また通気性・弾力性に優れ、家庭で丸洗いが可能など清潔で快適な睡眠をサポートする。世界的に高まる健康志向や緑茶への関心に応え、国内のみならず、アジアや北米などの海外での販売を予定している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通