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2019年12月18日

【物 流】東京2020大会 物流車両等優先の駐車スペースに関する実証実験を実施


東京都、東京2020組織委員会、国土交通省の3者は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会期間中の輸送対策の一環として、物流車両等を優先利用案内する予約専用駐車場に関する実証実験の結果を発表した。

大会期間中に空き駐車場を探して移動する「うろつき交通」による交通渋滞等を抑制するため、2019年11月13日と14日の平日2日間にかけて、国際代々木競技場周辺の時間貸駐車場2箇所を予約専用駐車場に変更し、物流車両等の利用状況の変化や時間帯予約実施時の運用対応等について検証を行った。

実験では「物流車両等優先」の現地での案内をすることで駐車場の利用が減少し、対象車両の利用割合が高まった。事前調査と比較すると、同年11月6日と7日に実施された時間貸での運用では駐車場利用台数が155台であったのに対し、実験当日は27台となり、物流車両等の利用割合は前者が21.3%、後者が41.2%となった。

利用者へのヒアリング調査では4tトラック等、大型車両に対応した駐車スペースを求める声や、複数のウェブサイトで広くアナウンスを求めるといった意見等が見られた。また、今後の取組みについては、事前周知に対する工夫や予約サイト内で駐車可能な車両サイズを明示する方法等について検討するとしている。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連