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2019年12月18日

【環 境】三菱自動車 太陽光発電設備・電動車リユース電池活用の蓄電システムを導入


三菱自動車工業は、三菱商事、三菱商事パワーが提供するエネルギーソリューションサービスを、三菱自動車の電動車主力工場である岡崎製作所(愛知県岡崎市)へ導入する。

三菱商事と三菱商事パワーがエネルギーソリューションサービスの一環として設置する太陽光発電設備は2019年10月に着工、2020年5月に稼働予定で、初期設置容量は約3MW(年間発電量:3GWh)で、順次追加増強して再生可能エネルギーの発電量を増やしていく計画である。発電した電力は同社が岡崎製作所で使用し、電動車をより低炭素・クリーンに生産できる環境を整える。三菱自動車工業はこのサービスのスキームを利用することで、電力料金の負担のみで初期投資や設備保有をすることなく、太陽光発電設備によるCO2フリーな電力を利用できる。

また蓄電システムは2020年度中に導入する計画で、岡崎製作所で生産・販売した「アウトランダーPHEV」のリユース電池を活用した最大1MWh容量のシステムを構築し実証することを予定している。これら太陽光発電設備および蓄電システムによりCO2排出量を削減(年間量約1,600CO2−t)すると共に、電力消費のピークカットを実現する。三菱商事と三菱商事パワーは将来的にVPP(バーチャルパワープラント)として蓄電システムを活用することも検討し、地域の電力供給系統の安定化へ寄与することを目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】