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2019年12月17日

【知 識】大阪ガスと堺市消防局 「火災予防啓発の連携に関する協定」締結


大阪ガスと堺市消防局は「火災予防啓発の連携に関する協定」を締結した。協定に基づき両者は連携して、住宅用火災警報器の普及促進や設置から10年を過ぎた住宅用火災警報器の取り替え促進などに取り組む。

住宅火災による死者数は全国で年間800人を超えており、うち約5割が「逃げ遅れ」が占めている(※1)。住宅用火災警報器は煙や熱を感知して警報音などで知らせてくれるため、早期の消火や「逃げ遅れ」の防止に役立つことから、消防法によりすべての住宅に設置が義務付けられている(※2)。

また、電池切れや機器の寿命などで正常に作動しなくなることがあるため、設置から10年での取り替えが推奨されており、住宅用火災警報器の普及拡大とともに、交換期限を過ぎた機器の確実な取り替えが課題となっている。

大阪ガスは2006年から住宅用火災警報器「けむぴこ」を販売しており、設置者には交換期限を管理し、期限満了前に通知している。

今回、堺市消防局と連携し、大阪ガス製以外の住宅用火災警報器を設置されている住民にも、万一の時に適切に作動するよう、維持管理や取り替えの必要性について広く呼びかける活動を展開する。

※1 総務省消防庁 平成30年度版「消防白書」より
※2 2006年6月より新築住宅での設置が義務化された。既存住宅においても各市町村条例により2011年5月末までに設置が義務付けられている

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識