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2019年12月04日

【物 流】川崎汽船 スマートフォン連動の船上アルコール検地システム運用開始


川崎汽船は船上でのアルコール管理の徹底を努めてきたが、さらなる安全運航の推進にむけ、管理の一層強化のため、システム開発を行うパイ・アールが開発したスマートフォン連動型アルコール検地システムのグループ会社管理船への搭載を開始した。

アルコール検知器をスマートフォンに接続した状態で専用アプリを起動して検知器に呼気を吹き込むと、被検者の顔が撮影され、検地結果とともに衛星通信を介して陸上のクラウドに送信される。これらの検知データは、陸上の管理サーバーで管理されるが、船上の管理者・陸上の管理者のどちらも常時アクセスして確認することができる。アルコールを検知した場合、設定されたe−mailアドレスにアラートメールを送信することも出来る。これにより、船上でのアルコール検査をリアルタイムでモニターすることが出来る。

このシステムを導入することにより、これまでのアルコール検知器単体で検査を実施し、船上で記録書類を管理していたものと比較して、管理体制の強化、船上での働き方改革に資する業務負担軽減のメリットが期待されている。2020年前半にグループ会社の管理船全てに搭載することを目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者