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2019年12月04日

【流 通】凸版印刷 製造現場での危険行動をVRで体感できる「安全道場 VR」製作


凸版印刷は、さまざまな危険行動をVRで体験することで効果的な安全教育を行うことができるVRコンテンツ「安全道場 VR」を製作、製造業向けに提供開始した。

「安全道場 VR」は凸版印刷の持つVRコンテンツ製作の知見や、安全に関する体感教育ができる施設「トッパングループ安全道場」の運営ノウハウを活かして製作された。実際に起こりうる労働災害を再現した全7つのVRコンテンツを収録しており、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を用意するだけで簡単に体験できる。「安全道場 VR」を活用することで、教科書や座学の研修以上に危険行動をリアルに体感することができ、危険予知能力を身につけ、労働災害を未然に防ぐ教育をより高い効果で実施可能になる。

近年、製造業の生産現場において、AIやIoTなどの導入による製造プロセスの高度化や省力化が進むにつれて、危険要因が見えにくくなり、従業員の危険に対する感度が薄れてしまうことが社会問題となっている。これを受け凸版印刷は安全に関する体感教育ができる施設「トッパングループ安全道場」を2010年に開設した。以降、社内の研修はもちろん社外の研修としても多く活用されており、2019年現在でのべ約30,000人が安全教育を受講している。しかし「安全道場」まで足を運ばなければ、さまざまな安全教育を受講することができないという課題があった。

今回、従来培ってきたVRを活用したデジタルコンテンツの開発・提供実績や「トッパングループ安全道場」の運営ノウハウを活かして、VRを活用した安全教育コンテンツ「安全道場 VR」を製作した。これにより受講者は「安全道場」へ足を運ぶことなく安全教育の受講できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通