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2019年11月01日

【環 境】川崎汽船 日本製紙向け新造木材チップ専用船の投入


川崎汽船は日本製紙と、2022年竣工の新造360万CFT型木材チップ専用船の連続航海傭船に関する基本協定を締結した。予定では日本製紙が海外から調達する製紙用木質チップ輸送に従事するほか、同社が出資し2023年に北海道苫小牧市で稼働予定のバイオマス専焼発電事業向け燃料チップ輸送の一部も担う。

同船はプロペラ後方に推進効率向上を図った船体付加物であるHybrid Finを搭載して燃費改善を見込むと共に、海洋生態系の保護を目的としたバラスト水処理装置を採用し、2020年1月から世界全海域で施行されるSOx排出規制に対応すべく、エンジンから排出される排ガスから硫黄酸化物を除去するSOxスクラバーを搭載するなど、環境保全技術を導入する予定になっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 環境配慮型施設・設備【内容】