2019年11月01日
【知 識】ヤマハ発動機とソニー エンターテインメント用車両のサービス開始
ヤマハ発動機とソニーは、共同開発したエンターテインメント用車両Ｓｏｃｉａｂｌｅ Ｃａｒｔ（ソーシャブルカート）「ＳＣ−１」を用いたサービスを２０１９年１１月１日にカヌチャベイリゾート（沖縄県名護市）と東南植物楽園（沖縄県沖縄市）で開始する。
ＳＣ−１は室内や車体側面にビルトインされている高精細ディスプレイに、カメラで捉えた車両の前後左右の様子や走行場所に応じた様々な映像、融合現実映像（Ｍｉｘｅｄ Ｒｅａｌｉｔｙ ※）を映し出すことができ、従来の自動車やカートでは提供できなかったエンターテインメント空間をつくりだし、楽しい低速移動の価値を提供する。
今回、実施されるサービス「ムーンライトクルーズ」は、利用者が日没後にＳＣ−１に乗車し、超高感度なイメージセンサーと高解像度ディスプレイが映し出す夜間の走行シーンをベースに、融合現実感技術が創り出すエンタテインメントコンテンツを楽しむ。車両は自動運転機能により運行される。このサービスでは利用者の感覚を刺激する仕掛けがいくつも用意されており、星空のもと、実世界では体験できない超自然体験を感じることが出来る。
両社は今後、同様のサービスをアミューズメント施設や商業施設などへも展開し、新たな移動体験の提供を進めていく。
※ 融合現実映像（Ｍｉｘｅｄ Ｒｅａｌｉｔｙ）
ソニーが開発した融合現実感技術による映像
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:35| 知識
