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2019年10月18日

【アジア】三菱ケミカル 中国・瀋陽秋実と植物工場事業で戦略的提携締結

三菱ケミカルは瀋陽秋実農業科技発展(以下 瀋陽秋実)と、植物工場事業に関する戦略的提携に合意した。三菱ケミカル子会社である三菱ケミカルアグリドリームと無錫菱陽生態農業設施科技の二社が瀋陽秋実と戦略的パートナーシップ協定を締結した。

瀋陽秋実は中国・東北地方に強いネットワークを持つ育苗業者で、2018年より三菱ケミカルグループの植物工場システムを導入し、年間500万株の苗及び年間60トンの葉物野菜を生産している。

提携により、中国初となるトマト・イチゴを対象とする植物工場システムの瀋陽秋実への納入、納入後の三菱ケミカルによる当該植物工場のトマト・イチゴの実証農場としての活用、瀋陽秋実による三菱ケミカル・植物工場の中国東北地域及び内モンゴルにおける拡販協力
が実施される。

近年、中国市場では、より新鮮でおいしく、さらには安心、安全な食材への関心が急速に高まりを見せている。また食肉の消費量が年々増加するに伴い、副菜として生野菜のサラダを食べる習慣が浸透し始めるなど、消費者のなかで高付加価値を有するプレミアム野菜の購入意欲が高まりつつあり、三菱ケミカルは戦略的市場と位置付けている。瀋陽秋実との戦略的提携により、三菱ケミカルは中国における植物工場事業のさらなる強化を図る。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア