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2019年10月10日

【アジア】東芝インフラシステムズ 台湾高速鉄道向けの置換用電気品360台分を受注


東芝インフラシステムズは台湾高速鐵路から、東芝エレクトロニクス台湾社経由台湾高速鉄道向けに既存車両30編成(360両)分の置換用電気機器等(以下、電気品)を受注した。2021年度上期から順次納入する。

台湾高速鉄道は台北〜高雄間(345km)を最速約1時間半で結ぶ鉄道として2007年1月に営業運転を開始した。今回受注したのは開業時に台湾新幹線経由で東芝インフラシステムズが納入した360両向けの置換用電気品で、同社府中事業所で製造する。

東芝インフラシステムズは2000年に日本企業連合が受注した台湾高速鉄道プロジェクトで、車両電気品や変電システム、運行管理システム、通信システム、保守管理システムなどを担当した。また、2012年5月に川崎重工業と車両4編成(48両)を、2013年7月に三菱重工と台北駅と南港駅を結ぶ南港延伸プロジェクトにおける変電システムなどを受注したほか、2014年2月には台北〜左営間の中間3駅向けの放送や信号制御などのシステムを単独で受注した。また台湾高速鉄道開業以来これら納入設備およびシステムのメンテナンスサービスを東芝エレクトロニクス台湾社と共同で行ってきた。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア