<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2019年10月02日

【物 流】日立ソリューションズ・クリエイト 倉庫管理業務向けシステムを販売


日立ソリューションズ・クリエイトは、自動化が難しく人手による運用が多い工場や屋内外の倉庫管理業務向けに、スマートフォンやタブレット端末などと現品識別技術(バーコード、二次元バーコード、RFIDなど)を活用して、在庫品の保管場所把握と現品識別の効率化を支援する「ヤード管理システム」で、2019年9月26日より販売開始した。

日立ソリューションズ・クリエイトが、これまで提供してきた工場における作業工程・用途に向けた製造実行システム(MES)関連のシステム開発やソリューションなど製造現場向けのヤード管理適正化ソリューションにモバイル技術を融合し「ヤード管理システム」としてパッケージ化した。

「ヤード管理システム」は@作業者の経験・記憶に依存しない運用、A汎用モバイルデバイスの活用で環境構築・運用の煩雑さを軽減、B導入コストと負荷の軽減、といった特徴を有している。

@「作業者の経験・記憶に依存しない運用」については、入庫時に、納品書・入庫指示書などにある現品の仕様情報、置き場を表す区画情報や現品の識別情報を、バーコードなどのタグを活用して紐づけて登録することで、事務所や詰所で保管場所が特定できる。これにより、出庫時に、入庫した本人以外でも現場で現品を識別でき、誤出荷を防止し、リードタイムの安定化を図ることが可能となる。

A汎用モバイルデバイスの活用で環境構築・運用の煩雑さを軽減については、業務で利用中のスマートフォンやタブレット、LTE回線の利用が可能であり、端末を有効活用できるため、専用端末の購入コストや管理手間を軽減できる。

B導入コストと負荷の軽減については、ソフトウェア、サーバ、端末管理機能、モバイルアクセス機能などをパッケージ化して提供するため、導入コストの軽減や納期の短縮、利用者側の仕様決定や受入テストにかかる負荷も軽減できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連