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2019年10月04日

【アジア】日立製作所 タイ国鉄バンコクレッドライン向け新型鉄道車両の出荷を開始

日立製作所は、2016年に三菱重工業、住友商事と共同でタイ国鉄(SRT:State Railway of Thailand)より受注したバンコクレッドラインプロジェクト向けの鉄道車両の第1編成(6両)と第2編成(4両)を完成させ、笠戸事業所より出荷を開始した。今後、2020年6月までに全25編成(130両)を出荷する予定にしている。

近年、タイでは自動車の利用増加による道路渋滞や大気汚染が深刻な問題になっていることから、低炭素かつ大規模輸送を実現する交通インフラの構築が求められている。バンコクレッドラインプロジェクトは、タイ政府が進める大規模事業計画の一つで、バンコク市中心部のBang Sue(バンスー)駅を起点とし、北に26.4キロメートル、西へ14.6キロメートルにわたる。北線では日本政府からタイ政府へ供与される円借款を利用し、西線ではタイ政府自己資金にて建設が進んでいる。出荷された車両は2019年10月にタイに到着後、2020年1月より走行試験を開始する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア