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2019年10月01日

【知 識】国立循環器病研究センターとソフトバンク 循環器病対策の研究開発で協力


国立循環器病研究センター(以下「国循」)とソフトバンクは国民の健康寿命の延伸や医療費抑制に貢献するため、心臓病や脳卒中をはじめとする循環器病対策の先端医療の研究開発に関する包括連携協定を締結した。両者は国民が健康に暮らす社会の創造を目指し、オープンイノベーションにより、循環器病対策につながる医療・ヘルスケア機器やソリューションの研究開発と実用化に取り組む。

日本国内において高齢化が進む中で循環器病への対策が急務であり、2018年12月に「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」が成立しています。企業、大学、その他の研究機関が連携し、これまで以上に循環器病への対策に取り組むことが求められている。今回の協定により、国循とソフトバンクは両者の強みを生かし、循環器病予防機器およびアプリケーションの開発や、ビッグデータおよびAIを活用した循環器病予防アルゴリズムの開発を共同で行っていく。

国循は高度専門医療研究センターとして循環器疾患の究明と制圧に挑むことを理念として掲げ、循環器領域における世界トップレベルの医療・研究の実現に取り組んでいる。2019年7月には大阪府吹田市と摂津市にまたがる「北大阪健康医療都市『健都(けんと)』」に移転し、産学官が連携して最先端医療・医療技術開発を進める共同研究拠点「オープンイノベーションセンター」を開設した。今回の協定に基づく研究開発も同センターを活用する予定にしている。

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投稿者:gotsuat 09:35| 知識