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2019年09月26日

【環 境】日本郵船 シンガポールで潮流発電の運用を開始


日本郵船と同社グループ会社のMTIが共同研究パートナーとして参加している「シンガポール・セントーサ島における潮流発電実証事業」は、2019年9月17日に発電装置の運用を開始した。 

同実証事業では、シンガポール島とセントーサ島をつなぐ橋(セントーサ・ボードウォーク)の橋脚にMAKO Energyの潮流発電タービンを設置し、約1年かけて発電効率の検証や発電コストの試算等を行う。また、実証事業を通じて発電された電力はセントーサ・ボードウォークの街灯へ供給される。

潮流発電は気象条件等に影響を受ける風力発電などとは異なり、年間を通じて水量・方向が安定している潮流を利用するため、発電量の予測が立てやすい非常に効率的な再生可能エネルギーとされている。今回の実証事業はシンガポールで初めてとなる海洋再生可能エネルギーの商用化を目指し、また将来的な市場として日本を含むアジアの海域も視野に入れ、さらなる事業展開に取り組まれる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 環境配慮型施設・設備【内容】