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2019年09月26日

【物 流】国交省 自動車事故対策支援事業の補助申請受付を開始


国土交通省は自動車事故対策費補助金の申請受付を開始したことを、2019年9月17日に発表した。

国土交通省自動車局では、自動車運送事業における交通事故防止を目的として、先進安全自動車(ASV)や運行管理の高度化に資する機器の導入際し、要件を満たした事業者に対して自動車事故対策費補助金を交付している。ここでは、トラック運送事業者向けに実施される補助事業の概要について下記に記載する

1 先進安全自動車(ASV)の導入に対する支援
@補助対象装置…衝突被害軽減ブレーキ、ふらつき注意喚起装置、車線逸脱警報装置、車線維持支援制御装置、車両安定性制御装置、側方衝突警報装置、先進ライト
A補助率…取得経費の1/2
B補助限度額(装置1台あたり)
・衝突被害軽減ブレーキ…車両重量3.5t超20t以下のトラック:10万円
・ふらつき注意喚起装置、車線逸脱警報装置、車線維持支援制御装置
 車両総重量3.5t超のトラック(13t超トラクタ含む):5万円
・車両安定制御装置…車両総重量3.5t超20t以下のトラック:10万円
・側方衝突警報装置…車両総重量3.5t超のトラック:5万円
・先進ライト…車両総重量3.5t超のトラック(13t超トラクタ含む):10万円
C同一車両に複数の装置を装着する場合の上限額:15万円
D受付期間…2019年9月20日〜同年12月20日
※2019年4月1日以降に導入したものが補助対象

2 運行管理の高度化に対する支援
@補助対象機器…国土交通大臣が選定したデジタル式運行記録計及び映像記録型ドライブレコーダー
A補助率…取得経費の1/3
B補助購限度額(機器1台あたり)
・デジタル式運行記録計…車載器:3万円、事務所機器:10万円
・映像型ドライブレコーダー
 …車載器:2万円(一部2.5万円)、カメラ:5千円、事務所機器:3万円
C1事業者あたりの上限額…80万円
D受付期間…2019年9月20日〜同年12月20日
※2019年4月1日以降に導入したものが対象
 
3 過労運転防止のための先進的な取組に対する支援
@補助対象機器…国土交通大臣が選定した下記の機器
・ITを活用した遠隔地での点呼機器
・運転時に運転者の疲労状態を測定する機器
・休憩期間における運転車の睡眠状態等を測定する機器
・運行中の運行管理機器
A補助率…取得経費の1/2
B補助限度額…一部機器に1台あたりの限度額有り(別途、国土交通省HPに記載)
C1事業者あたりの上限額…80万円
D受付期間:2019年9月20日〜同年12月20日
※2019年4月1日以降に導入したものが対象

4 社内安全教育の実施に対する支援
@補助対象…国土交通大臣が認定したコンサルティングメニュー
A補助率…利用経費の1/3
B1事業者あたりの上限額…100万円
C受付期間:2019年9月20日〜同年10月31日

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連