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2019年09月18日

【環 境】DOWAエコシステム 食品廃棄物を原料とするバイオマス発電施設を建設


DOWAエコシステム子会社のバイオディーゼル岡山は、2019(令和元)年9月10日付で新たに一般廃棄物処理施設の設置許可を取得し、食品廃棄物を原料とするバイオマス発電施設の建設を開始した。

バイオディーゼル岡山は岡山市と連携して廃食用油を原料としたバイオディーゼル燃料を2009(平成21)年から製造・販売し、累計販売量は約5,200KLにのぼる。バイオディーゼル燃料はごみ収集車や路線バスといったディーゼル車両等に利用されており、食品廃棄物の有効利用と化石燃料の使用量削減に貢献してきた。

飼料や肥料へのリサイクルが難しい食品廃棄物の有効利用をさらに進めるため、バイオディーゼル岡山は食品廃棄物を原料とするバイオマス発電を新たに開始する。メタン発酵を用いたバイオマス発電は地域資源を活用する自立分散型の再生可能エネルギーとして期待されている。建設される施設は食品廃棄物を年間約16千トン受け入れてメタン発酵を用いたバイオマス発電を行い、計画では約1,600世帯の年間電力使用量に相当する発電と売電を行う。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】