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2019年09月11日

【知 識】日立製作所と応用地質 地下埋設物情報提供サービスの協業に向け覚書締結


日立製作所と応用地質は日立製作所のLumadaによる画像解析技術およびクラウドサービス基盤と、応用地質の持つ三次元地中探査技術および分析ノウハウを組み合わせ、地下の埋設物情報を取得し、プラットフォーム上で統合管理、利用者の必要な埋設物情報を提供するサービスの協業に向けた覚書を締結した。覚書をもとに両社は公道や歩道の埋設物の位置取得をはじめとし地下埋設物情報について利用者の業務に対する提供価値を検証する実証実験を通じて、事業化を推進する。

昨今、都市の再開発や無電柱化対策など地下空間の利活用が積極的に行われている。一方で、道路下の地下空間には水道管、ガス管、下水道管および電気・通信線などさまざまな埋設管が存在するものの、それらの管理は個々の事業者で行われていることに加え、古い配管などは正確な位置が図面等に残っていない、またはその位置情報に誤りがあるなどのケースも存在している。加えて、管理されていない残置管、鋼矢板などの残置物や空洞等の存在も工事を行う際には大きな支障となっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識