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2019年08月27日

【環 境】ヤマトHD 中国でEC事業者向けにAGVを活用したサービス提供開始


中国では日本などからの越境を含めたeコマース(通販)が急激に拡大しており、特に独身の日などキャンペーン実施時の出荷増への対応は、旧来の人員を増やす人海戦術で出荷業務を乗り切っている。その一方で、一時的な人員では、一定の作業品質が維持出来ないなど、新たな課題も発生している。さらに、人件費の高騰や作業員不足の課題は、日本国内と同様であり、この課題に対しての中長期的な対応が物流事業者には求められている。

ヤマトホールディング傘下の雅瑪多国際物流は、これらの課題に対応するため、ロジザードのグループである龍騎士供応鏈科技(上海)が、中国企業にOEMとして提供するWMS「e−倉管」と、北京?智嘉科技のAGV(自動搬送ロボット)を導入した。

これにより作業の大半を占める、商品のピッキング作業と、入荷時に商品を保管棚へ運搬・格納する作業を自動化し、作業効率が従来比3倍(※同社実績)となり、急な出荷増への対応や、キャンペーンなどの物流増に対し、人員を新たに雇用する必要無く、高品質な物流サービスの提供が可能となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流効率化による環境負荷低減【内容】